なんで下半身ほどむくみやすいの?
むくみは、顔・手・脚など身体全体に起こりやすいものです。
傾向としては、寝ていたときは身体全体、起きているときは下半身に発生しやすいようです。
起きているとき、下半身にむくみが起きやすいのは重力のせいだといえます。
心臓から送り出した血液を脚の先まで行き届かせ、再び心臓に戻すためにはかなりの労力が必要です。
一日中、立ちっぱなしで歩かなかったり、デスクワークをしていると、血液を心臓に戻すためのふくらはぎのポンプがなかなか活用されません。
すると、どうしても水分や老廃物が下半身に溜まってしまうことになるのです。
むくみの原因は、運動不足・睡眠不足・冷え性・ストレス・合わない靴などが挙げられます。
また、黄砂を吸い込むことで、腎臓に負担をかけてしまい、脚に血液の瘤(コブ)ができてしまう「下肢静脈瘤」の影響もあるそうです。
むくみに一番効果的なのは歩くことです。
歩くことで、下半身に溜まった水分や老廃物を押し戻してくれます。
立ち仕事でもずっと同じ姿勢をしているのではなく、片足立ちやかかとだけで体重を支えてみるなど、ふくらはぎに負荷をかけてみて下さい。
身体中の物質を循環させるということを忘れずにいて下さい。